2019年9月、大人のリゾート地として有名なバリ島ウブドに、エコホテル「Mana Earthly Paradise」オープン。

日本国内も地域創生の流れで、多様な地域で多くの観光ツアーが生まれている。多くの観光客が訪れることで地域の経済を潤す。しかし、その一方で知らず知らずのうちに、その地域の環境を壊すことに寄与してしまうこともある。
例えば、バリ島のリゾートホテルが使用する1日の水の量は、観光客一人当たり2,500L。地元の人が使う水の量は180L。農業を営む地域において、山からの水はいのちづな。リゾートホテルの建設は、一部への経済効果はあっても、その影には経済効果どころか、水を十分に使えず田んぼをたたんでしまう人もいる。
例えば、観光客1人が1日に廃棄するごみの量は4Kg。一方、地元の人が廃棄するごみの量は0.7Kg。
バリ島に滞在することが、バリ島の社会課題の一部になるのではなく解決策になる、それがMana Earthly Paradise の特徴。
では、どのようなエコホテルなのか?Mana Earthly Paradiseをよく知る筆者が、次回の記事で詳しく紹介します。